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2010年1月 9日 (土)

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉

■ 書籍情報

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉   【食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉】(#1815)

  山田 真哉
  価格: ¥735 (税込)
  光文社(2007/4/17)

 本書は、「数字がうまく」なってもらうことを目的とした「「薄くて本当に役立つビジネス書」です。
 著者は、「ビジネスや会計の世界では、数字は突き詰めれば2種類しか」ないとして、
(1)使うべき数字
(2)禁じられた数字
の2つを挙げています。
 イントロダクション「『Web2.0』と『ゲド戦記』がすごい本当の理由」では、「数字は必ずルールに基づいて使われているので、いくつかの原則パターンを覚えて、数字をそのパターンに当てはめる」だけで数字を「読み解く」ことと「使いこなす」ことができるようになるとして、
(1)順序がある
(2)単位で意味を固定する
(3)価値を表現できる
(4)変化しない
の4点を挙げています。
 第1章「今日は渋谷で6時53分」では、わざと待ち合わせ時刻を半端な時刻を指定することで、「その時刻に何か意味があるのではないか?」「遅れたら、二度と合流できないのではないか?」と思わせる幹事のテクニックを紹介しています。
 また、ベストセラーの本のタイトルに数字が使われる理由として、「とにかく数字が入っていれば、後は読者が『その数字には何か特別な意味があるのでは?』と勝手に推測してくれる」ことが編集としてのねらいだとして、
・『若者はなぜ3年で辞めるのか?』→決めつけ
・『99.9%は仮説』→常識破り
・『江戸三〇〇藩 最後の藩主』→ざっくり
の三つの例を解説しています。
 そして、「数字がうまい人とは、数字を記号としてみるのではなく、言葉の一つとして、表現の一つとして、積極的に使っている人」だと述べています。
 第2章「タウリン1000ミリグラムは1グラム」では、数字は「言い換える」ことが可能だとして、「言い換えがうまくいくかどうかは、数字の取捨選択にかかって」いると述べています。
 また、「会計分析(経営分析、財務分析)においては、わり算は『キング・オブ・分析』」だと述べています。
 第3章「食い逃げされてもバイトは雇うな」では、「節約はパーセンテージではなく金額で考える」という金額重視の市政が「会社や家庭を問わず、節約の鉄則」だと述べています。
 第4章「決算書の見方はトランプと同じ」では、「われわれ会計士にとって、決算書はけっして読むものではありません」として、「数字は『読む』のではなく『探す』のです」と述べています。
 本書は、数字の扱いを上達するきっかけを与えてくれる手引き書です。


■ 個人的な視点から

 本のベストセラーのタイトルに数字が入ってるってのは面白かったです。曲名で数字が入っているのは、「君は1000%」とか「1/2の神話」でしょうか。バンド名で「はっかにぶんのいち」とかもありましたが。


■ どんな人にオススメ?

・数字がうまくなりたい人。

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