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2010年1月29日 (金)

火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)

■ 書籍情報

火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)   【火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)】(#1835)

  赤木 かん子 (著), H.C.アンデルセン, 高野 文子
  価格: ¥1,300 (税込)
  フェリシモ(2006/09)

 本書は、「人魚姫」や「親指姫」で知られるアンデルセンの不思議な童話に、漫画家の高野文子氏がペーパークラフトでビジュアルを付けた絵本です。
 そもそも表紙から「こんなアンデルセン知ってた?」と書かれているのですが、タイトルの「火打ち箱」からして不思議です。
 ストーリーは、戦争帰りの兵隊さんが、魔法使いのおばあさんから、木の幹の中にある三つの部屋からお金と火打ち箱を取ってくるように頼まれて、部屋に入ると茶碗くらいある目玉とか水車くらいある目玉とか塔くらいある目玉の犬がいて、その火打ち箱で火を打つと犬が何でもいうことを聞いてくれて、お城のお姫様も手に入れようとしたら捕まってしまったああ大変、とざっくりいうとこんな感じです。
 とにかく、ペーパークラフトの国に入り込んでしまったかのようなカメラのアングルと遠近感が素敵。何よりもぶっ飛んだアンデルセンのストーリーが素敵です。最近は日本の漫画さえストーリーをちゃんと作っていて物足りないのですが、そんな人もこれなら安心。
 子供にだけ読ませるのはもったいないけど、ぜひ子供にも読んで欲しい一冊です。


■ 個人的な視点から

 世代的には、山田康雄のズッコが登場するアニメ『アンデルセン物語』が好きだったのですが、火打ち箱の話は16話と17話ですね。DVDボックスの2巻の方に入っているようです。


■ どんな人にオススメ?

・自分の言う事を聞いてくれる家来が欲しい人。


■ 関連しそうなDVD

  『アンデルセン物語 DVD-BOX2』

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